ピアノ練習中の肩こり・腰痛を軽減させるための対策とエクササイズをご紹介!

みなさんはピアノの練習をしていると、肩や腰が痛くなりませんか?

実は私自身、ピアノの練習をしていて弾けるようになる喜びや達成感は得られるものの、その反面、同じ姿勢で長時間座ったままの状態を続けることでの肩こりや腰痛に悩まされていました。

同じような経験をされている方もいるのではないでしょうか。

そこで、今回の記事では、ピアノの練習をしている皆さんに向けて、肩こりや腰痛を軽減するための効果的なエクササイズをご紹介します。

私自身も普段の練習の合間に実践している方法ですので、肩こりや腰痛に悩まされている方は是非取り入れてみてください。

なお、このエクササイズは私自身の方法によるものです。

肩こりや腰痛がひどい場合は、専門家のアドバイスや医療機関を受診されてください。

目次

肩こりや腰痛を軽減させるために必要なこと

それはズバリ、休憩とストレッチです。

1日の練習時間を適当に区切って休憩をはさみ、その度に軽めのストレッチを取り入れます。

私の場合は、1曲ごとに練習の範囲を決め、練習が終わったら椅子から立ち上がり軽くストレッチを行ないます。

これだけのことですが、何もしなかった以前より少しは肩こりや腰痛は軽減されたし、気持ちもリフレッシュできて次の練習に向かうことができています。

練習中の肩こりや腰痛の原因と対策

そもそもなぜ、ピアノの練習中に肩こりや腰痛がおこるのでしょうか?

それは、長時間同じ姿勢を続けることや、筋肉の疲労やストレスなどが考えられます。

ピアノの練習に限らず、パソコン作業などのデスクワークなども同じように長時間同じ姿勢で作業するので肩こりや腰痛がおこりやすいものです。

そこで、それらを軽減させる対策を考えてみました。

1.姿勢を正しく保つ

ピアノを弾く際に、正しい姿勢を保つことが重要です。背中をまっすぐにし、腕を自然な角度で鍵盤に置きます。また、肩を上げたり、前かがみになったりしないように気をつけましょう。

以前、ピアノを弾く際の正しい姿勢とその注意点について記事を出していますので参考にしてみてください。

2.休憩を取る

長時間同じ姿勢を続けることで筋肉が疲れてしまいます。定期的に休憩を取り、筋肉をほぐすようにストレッチやマッサージを行いましょう。

3.姿勢に合った椅子を使用する

ピアノを弾く際には、適切な高さや形状の椅子を使用することが重要です。椅子が低すぎたり、高すぎたりすると、姿勢が悪くなり、肩こりや腰痛が起こりやすくなります。

肩こりや腰痛を軽減させるためのエクササイズ

対策の2つめで「練習中に休憩をとりストレッチやマッサージを行う」とお伝えしました。

私が普段取り入れているエクササイズをご紹介します。

自宅で簡単にできるエクササイズですので、取り入れやすいものからぜひやってみてくださいね!

1.肩甲骨を動かす

椅子に座ったままで

①両腕をクロスさせそのまま両肩を身体の前でくっつけるようにギュッと寄せる(肩甲骨が離れるイメージ)

②リラックスし両腕をダラリとおろす

③両腕を後ろに広げる(肩甲骨が近づくイメージ)

④ゆっくり数回繰り返す

2.腰をほぐす

椅子から立ち、足を肩幅に開きます。

そのまま手を腰にあて、腰をゆっくり回します。

右回り・左回りどちらもゆっくり息を吐きながら繰り返します。

3.背中をのばす

椅子に座ったままで

①足を組む

②足を組んで上になった足と反対の腕を足に置く

③そのまま上半身をひねる(目線をできるだけひねった先を見るように向ける)

反対にもひねる。息を吐きながらゆっくり数回繰り返す。

4.首をまわす

座ったままで

①リラックスして首をゆっくり左右どちらかに倒す

②そのまま息を吐きながら頭の重みを利用してゆっくり回す

数回繰り返す。

まとめ

今回はピアノの練習中の肩こりや腰痛を軽減させるための対策とエクササイズをお伝えしました。

ほかにもいろいろな方法があると思います。

ですが、持論としては「疲れを溜めない」ことが大前提だと思っています。

そのためには、練習中の休憩やストレッチなどのエクササイズはもちろんですが、夜にゆっくりお風呂に入って湯船につかり、しっかり睡眠をとることです。

たまには整体などのマッサージに通うのもいいでしょう。

それでも肩こりや腰痛がひどいようなら、何度も言いますが病院を受診してみくださいね。

みなさんのピアノライフを応援しています!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

管理人のアバター 管理人 音楽教室の先生

地方の音楽大学を卒業後、大手音楽教室に10年勤務。現在は独立し個人音楽教室を主宰。元気な男児を育てる母でもあります。
このサイトでは、音楽教室講師としての経験や知識、子供を育てる母親としての子育てお役立ち情報をお伝えしています。

目次